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忘れ去られていた遺跡 ベンメリア。
三重の回廊を持ち中央部には、十字型の中庭が配置されています。
東向きに建てられている伽藍です。
回廊部分の窓には、アンコールワットと同じような美しい格子が見えています。
開口部分には、鋼製の補強が取り付けられています。
窓部分からは、生命力の強い植物が張り出してきています。
一部しか見学できない荒廃の激しい遺産ですが、ところどころには美しい装飾が見られます。
時間がかかっても、ぜひこの遺跡は復旧していただきたい、
そんな気にさせられるほど造り込まれています。
ここにもナーガが置かれていました。
後ろに見える人が、この遺跡のガイドさんです。
通れる場所も限られていますし、蛇などの外敵からも観光客を守らないといけません。
私が訪れてから、13年経っています。
もう少し修復が進んでいることを願います。
こんな高床式の施設がありました。
ここの管理用のものなのでしょうか。
観光中に見た現在のカンボジアの住居は、こういった形状をしています。
高温多湿で色々な生物から、快適な住居を確保するにはこういった形状がいいのでしょう。
ですが、ずっと見てきたクメールの遺跡とは全く違って見えます。
やはり強大な経済力が無いと、こういった石造の建築物を、
造ることはできないのでしょうか。
経済力を含めこの当時では、大変な労力を必要としたはずです。
ですが、自然の力にはかなわない感じです。
遺跡など関係なく、植物は大きく成長を続けているようです。
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