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マハーラージャが、造った天文台。
他にもたくさん観測機器が並んでいます。
ジャイ ・ プラカーシュ ・ヤントラ
美しい大理石で、造られています。
2つの大きな、半円の機器です。
他の機器で観測した結果を、補足するために使用する機器です。
観測した結果を、祭事や農業などへ転用するためには、重要な機材だったのでしょう。
太陽系の惑星や、太陽の表記が見えます。
惑星の位置や、太陽の位置などが及ぼす影響を、検討していたのかもしれません。
現在では、日食や月食は天体観測のイベントのようになっていますが....
サムラート ・ ヤントラ
ここには、こんな大きなものもあります。
高さ 27.4m。
時間などを計測する機器ですが、大きいものほど正確に観測できると信じられてきたようです。
遠くには、 アンベール城 が見えています。
山の上にある城郭は、かなり威厳を感じさせます。
16世紀には、ここにマハーラージャが居城していたようです。
先ほどの、 風の宮殿 も見えています。
反対側から見ると、少し形状が違って見えます。
大道具のセットの様に、奥行きの浅い建物に感じられます。
ラーシ ・ ヴァラヤ ・ ヤントラ
12個 あります。
黄道12星座 の方角に向けて、造られているようです。
これは占いに、使用されたそうです。
日本でも黄道をもとに、24節気が定められています。
季節を知る上では、非常に大切にされてきたのかもしれません。
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