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世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

’21 冬 西国 50

2021年03月18日 | ’21 西国

 

 

錦帯橋

 

初めてここへやってきました。

″ 凌雲橋 ″ や ″ 五竜橋 ″ などとも呼ばれています。

5連のアーチからなることから、

このように呼ばれているようです。

 

 

 

 

欄干の幅は、5m。

 

階段状に盛り上がっています。

板の幅の事もあり、少し歩きにくく感じます。

主要構造部には、釘は使われず仕口や継ぎ手で組まれてます。

 

 

 

 

上がってくるとこんな感じに見えます。

 

組積造の橋脚へとつながっています。

橋の長さは、193.3mあります。

杭州にある西湖にかかる橋をヒントに、

1673年に架けられました。

 

 

 

 

北斎の浮世絵にも描かれています。

 

中央3連のアーチ橋は長さ35.1m、

端部の桁橋は34.8mあります。

橋脚が流されるほどの台風でも、橋の部分は流されませんでした。

強固に組み込まれた橋の構造です。

 

 

 

 

193.3mを渡ってきました。

水上には車も通行可能な、錦城橋が架けられています。

 

現在この橋は完全に観光用として使用されています。

往復の空港料金は、310円。

橋の維持管理には、必要な費用なのでしょう。



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