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ハセキ病院から、 トプカプ宮殿 までトラムで移動してきました。
トラムの駅からは、少し距離がありました。
坂道を登って、昨日の国立考古学博物館の横を抜けてきました。
チケット売り場には、すでにたくさんの人が並んでいました。
今日は最終日ですので、後回しにすることはできません。
影のない場所で、辛抱強く並ばないといけませんでした。
送迎の門 と言われる大きな門を通って行きます。
これが正面の装飾です。
マーブル柄の奇麗なアーチが、設けられています。
門の天井部には、こんな装飾が施されていました。
このあたりにオスマン朝の財力を感じてしまいます。
この先にあるのが、 第1庭園 と言われる庭です。
庭の先にある ” ハレム ” から先に見ていこうと思います。
ここは入場料とは、別料金になります。
再度、チケットを購入する列に並ばないといけません。
先ほどの場所で、一緒に売ってくれると面倒が無いのですが....
ここがハレムの入り口です。
ここも自動改札になっていました。
他の場所と同様、バーコードをセンサーにかざしてくれるおじさんが立っていました。
入った場所から、ブルーの美しいタイルで飾られています。
アーチの周りは金で装飾されています。
イスラムの教えにより、男女の住む場所が分けられたことにより始まったこのハレムです。
現代でいうハーレムとは、全く違ったものです。
床の模様です。
イスラム圏でよく見られる、小さな石で造られた模様です。
アンダルシアでも見かけることができました。
奇麗な装飾が施された通路部分には、上部から光が落ちてきます。
金の蘇軾が見える大理石の柱には、奇麗な模様が見えています。
レンガがむき出しの部分とは、ミスマッチに見えます。
ホール部分には大きな鏡が設置されています。
同じものが2つありました。
ハレムとは、もともと聖地を表すアラビア語が語源のようです。
タイルで装飾された 暖炉 がありました。
このあたりは冬は寒そうな気がします。
横にある象眼の建具が、いい感じに見えています。
毎日通った広場の屋台にも建具屋さんがありました。
日本では、四季による湿度の変化のせいでこういった無垢の建具は向かない気がします。
便器でしょうか?
正12角形のボールの廻りには、正6角形のタイルが貼られています。
便器にしては設置位置が低いので違うのかもしれません。
奇麗な植物模様のドーム天井です。
少し今まで見て来たものとは、雰囲気が違います。
君主が変わる度に、何度も増改築を繰り返してきたそうですから、
この天井は時代が違うのかもしれません。
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