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12月 になりました。
あと26日あまりで、次の旅へと旅立ちます。
まだ26日と見るのか、もう26日しかないと見るのかで感覚が変わります。
私は後者です。
12月はとにかく忙しくなる月です。
まだやらなければならないたくさん有ります。
頑張ります。
先日、こんな記事を発見しました。
成田国際空港株式会社は、来年3月末にも航空会社の
国際線の新規就航・増便分の着陸料を最大半額にする方針だ。
まず1年程度実施し、その後延長するかを検討する。
韓国の仁川空港など空港同士の国際競争が激しくなる中、着陸料を大幅に値下げして、
海外の航空会社を呼び込み、拠点(ハブ)空港化を目指す。
運行時間の延長も検討する。
この記事を読んで不思議な感覚を受けたのは、私だけでしょうか?
成田は今まで発着枠が無くて困っていたのではないのですか?
羽田が、再度国際化されて発着便が増えたのですから、もっと余裕になるはずではないのですか。
着陸料を下げること が、不思議な訳ではないのです。
発着枠が増えたのと、着陸料が下がることがイコールにならない気がするのです。
着陸料が高いのを引き下げるのは、競争力を高めるために必要だと思います。
関空のように、発着便数が少ないから下げるのならまだ理解できます。
成田は今まで枠が無いからって、新規の就航を断っていたのでは無かったのですか?
ハブ空港を目指すのなら、まず国内線の充実を図るか、羽田とのアクセスの改善に着手すべきだと思います。
ハブ空港という便利な言葉が、独り歩きしている気がしてなりません。
先日行ってみてわかった、成田と羽田国際線新ターミナルの違い。
双方に接してみて、地方空港から荷物を預けて目的地まで行ってくれるのなら、
成田でも何ら問題はありません。
かえって羽田で荷物をピックアップして、ターミナル間をバスなどで移動するのなら
同じターミナルに到着する成田の方が便利だと思います。
最近中国の方が、北海道ブームだと言われているのなら 成田~千歳便 を増やすべきです。
現に先日行った新千歳には、新しい国際線ターミナルができていました。
仁川がなぜハブとして脅威なのか?
仁川と金浦との間には、高速鉄道が安い運賃で運航されています。
また仁川~金浦間の乗継は、荷物の移動を航空会社がしてくれます。
あと一番脅威なのは、色々な日本の地方空港と直接結んでいる点です。
わざわざ羽田から成田まで荷物を持って移動するぐらいなら、
地方空港で出国し仁川で乗り継ぐ方がよっぽど楽です。
羽田から政府専用機で海外に行かれる方には、気付くはずもありません。
以前、麻生総理の乗る政府専用機に滑走路の手前で50分間、飛行機の中で待たされたことがありました。
そんなに政府が、成田を国際空港として押しているなら、なぜ成田から政府専用機が飛ばないのですか?
ってすごく疑問に感じたことがありました。
世界的に有名なハブ空港 ” ドバイ ”
以前立ち寄って感じたのは、
『 この空港は眠らないんだ.... 』
あそこまでにしろとはいいません。
せめて24時間空港を名乗るなら、滞在して快適な設備を用意するか。
都心部までのアクセスを検討していただかないとなんともなりません。
現在国際線の便数を増やすのは、他国の飛行機に頼らざるを得ません。
もうJALにそんな体力はないはずです。
ANAにも積極的に便数を増やしていくのには、限界があります。
使用する時間に制限があり都心から遠い成田に、安くなったからといって就航数が増えるとは思えません。
それなら利用者の利便性の向上を考えて、フライト時間の短いものは羽田、
長いものは成田と棲み分けるのがいいかと思います。
また成田の利用効率を上げるのなら出向先の国にとって、
有利な時間帯を利用できるようにするしかありません。
現に羽田の深夜早朝枠には、不便だからとヨーロッパ便はJALしか増えていません。
航空会社は効率を考えますから、空港に待機している時間は短ほどいいのです。
LCCはそうして効率を上げているのですから。
着陸料が他国と比べて高い部分は、改善すべき問題です。
就航数を増やすことも、空港経営としては必要な部分です。
その為にも魅力的な空港でないといけません。
私がもし他国から日本を訪れるとするのなら....
まず行きたい場所をピックアップします。
外国の人なら、京都、奈良、富士山 東京 このあたりでしょうか。
関西にいて、外国の人と話して意外に感じた訪問先は 姫路 でした。
この世界遺産に訪れたい人が、意外に多い気がしました。
ではどういう風に行程を立てるか。
まず入口と出口を検討します。
海外から来るのなら、成田と関空でしょうか。
あと選択肢として早朝に着くのなら、羽田という選択肢もありでしょうか。
また深夜に出発する、関空 ・ 羽田 もありでしょう。
まずは首都東京を目指し、早朝羽田に到着します。
東京観光を済ませ、日本が誇る超特急 ” 新幹線 ” で京都に向かいます。
富士山は、車窓から眺める。
これは天気にもよりますが....
中国の方は日本に来ると、富士山に登って帰るそうです。
このあたりは滞在時間にもよりますが、どちらにしても新幹線での移動になります。
京都 ・ 奈良 と観光して関空から帰国する。
おそらくこんな行程にするはずです。
関空に就航していない国なら、新幹線で広島あたりまで足を延ばして飛行機で帰京する。
そして羽田か成田から帰国する。
といった感じでしょうか。
沖縄 ・ 北海道 あたりは最近近隣諸国からも訪れる人が増えていると聞きます。
観光立国を目指すのなら、那覇 ・ 新千歳と国際空港間のフライトを増やすべきです。
関空にしても成田にしても空港近辺に、観光名所は無いのですから....
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