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鐘のあるフロアからの眺めは、こんな感じです。
係りの人から、上に上がりたい人はこちらからどうぞと、誘導されます。
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一旦外周部にでて、回り込んで狭い螺旋階段を上がります。
高いところが苦手な人達は下のフロアに残るようです。
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円筒形の最上部に上がりました。
歴史的なイタリア海洋共和国旗の一つであるピサの旗が見えます。
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下のフロアはこのように見えます。
中央部のガラスの置かれている部分の下は、円形の空洞になっています。
そこには、補修作業用のエレベーターが設置されています。
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奥に洗礼堂、右手にカンポサント、手前に大聖堂の3つの建物が見下ろす感じで見えます。
上から見ると、大聖堂がラテン十字になっているのがよくわかります。
1990年1月7日、安全上の問題によりこの棟の公開が休止されました。
傾斜角を是正する為の改修工事が開始されました。
当初は沈み込んだ側と反対の北側におもりを載せることでバランスをとろうとしましたが、根本的な解決には至りませんでした。
その後、改修工法には世界各国の建設会社から様々な提案がなされましたが、最終的には北側の地盤を掘削するという工法が採用されました。
2001年6月16日、10年間に渡る作業が終了し公開が再開されました。
地質学者のミケレ・ジャミオルコウスキ教授によると、少なくとも後300年は倒れる危険がないとの見解が示されているそうです。
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お昼を過ぎましたが、人が減る気配はありません。
この塔に、ピーク時にこられるのであれば予約してこられることをお勧めします。
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