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急遽目指した阿波路。
阿波とは、県北部でたくさんとれた ” 粟 " に由来しています。
徳島藩、27万5千石。
1617年、阿波と淡路を併せて、
蜂須賀家によって統治されることになります。
元々、羽柴秀吉の家臣であった為外様大名として、
幕末までこの国を統治しました。
初めてここに来ました。
夕方まで時間ができましたので、
桜の美しいこの場所へやってきました。
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鷲の門
廃藩置県後も、この門は残されていました。
築城当時から、徳島城の城門として機能してきました。
ですが、残念ながら第2次大戦で焼失してしまいます。
ですが個人に要る寄贈により、徳島市制100年記念して復活します。
復元に際し両脇の部分、御番所と腰掛長屋は少し短くなっているそうです。
配置は国道との兼ね合いで、少し以前とは違うようです。
ですが、これだけの立派な門を個人で修復し、寄贈したことに驚きです。
下乗橋
城主の住む御殿への、正面入り口にあたります。
元々は木製の太鼓橋でした。
ここで籠から降りて、歩いて渡ったことからこの名前が付いたそうです。
1908年に現在のフラットな、花崗岩の橋に架け替えられました。
中へ入ってくると、こんなに見事な桜並木です。
訪れたのは、4月上旬でした。
大阪の緊張感とは無縁な世界が、この街には広がっていました。
持ち込まないようにする。
それも大切なことのように感じました。
徳島城跡の桜。
見事なものでした。
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