スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

阿波へ 2

2020年04月18日 | 日記

 

 

急遽目指した阿波路。

 

阿波とは、県北部でたくさんとれた ”  粟 " に由来しています。

徳島藩、27万5千石。

1617年、阿波と淡路を併せて、

蜂須賀家によって統治されることになります。

 

 

 

 

元々、羽柴秀吉の家臣であった為外様大名として、

幕末までこの国を統治しました。

 

初めてここに来ました。

夕方まで時間ができましたので、

桜の美しいこの場所へやってきました。

 

 

:

 

 

鷲の門

 

廃藩置県後も、この門は残されていました。

築城当時から、徳島城の城門として機能してきました。

 

ですが、残念ながら第2次大戦で焼失してしまいます。

 

 

 

 

ですが個人に要る寄贈により、徳島市制100年記念して復活します。

 

復元に際し両脇の部分、御番所と腰掛長屋は少し短くなっているそうです。

配置は国道との兼ね合いで、少し以前とは違うようです。

ですが、これだけの立派な門を個人で修復し、寄贈したことに驚きです。

 

 

 

 

下乗橋

 

城主の住む御殿への、正面入り口にあたります。

元々は木製の太鼓橋でした。

ここで籠から降りて、歩いて渡ったことからこの名前が付いたそうです。

 

1908年に現在のフラットな、花崗岩の橋に架け替えられました。

 

 

 

 

中へ入ってくると、こんなに見事な桜並木です。

 

訪れたのは、4月上旬でした。

大阪の緊張感とは無縁な世界が、この街には広がっていました。

持ち込まないようにする。

それも大切なことのように感じました。

 

徳島城跡の桜。

 

見事なものでした。



post a comment