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進んでゆくと、こんな絵が飾られていました。
青龍
天之四霊の一つ。
中国の神話に登場する四神のひとつ、春を表しています。
方位は東を示しています。
朱雀
夏を表す神鳥です。
方位は南、火の象徴でもあります。
日本では、天武天皇が定めた元号 ” 朱鳥 ”
686年の別称と言われています。
白虎
ホワイトタイガーは、秋の象徴です。
西を表す神です。
江戸城の西の門は白虎にちなんで、
虎ノ門と呼ばれています。
玄武
足の長い亀と蛇によって、描かれた空想の神です。
北方を守護する水神です。
季節は冬、
奈良明日香村のキトラ古墳の北側にも描かれています。
この四つの色は、相撲でも四つの方位が色で示されています。
天井には、こんな絵が描かれています。
方位の神の上には、天空が書かれていました。
色と方位は、日本の文化に存在します。
建築の世界にも、こう言った考え方は残されています。
文化として、継承していって欲しい気がします。
ひと回りしてきました。
将棋の世界にも、かかわってきた屋敷です。
今では当時の繁栄を、感じ取ることはできかねる感じです。
ですが、当時の風景を見てみたかった気がします。
一つの時代を造った ” 藍 ”
残されたお屋敷に、その価値を感じます。
たくさんの藍を造る豪商の集う街、脇町。
その中の一つのお屋敷を見学しました。
将棋の王位戦が開催されたお屋敷。
きっと思う以上に、趣のある場所なのでしょう。
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