スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

土佐へ 28

2022年02月05日 |  ’21 土佐

 

 

進んでゆくと、こんな絵が飾られていました。

 

青龍

 

天之四霊の一つ。

中国の神話に登場する四神のひとつ、春を表しています。

方位は東を示しています。

 

 

 

 

朱雀

 

夏を表す神鳥です。

方位は南、火の象徴でもあります。

日本では、天武天皇が定めた元号 ” 朱鳥 ” 

686年の別称と言われています。

 

 

 

 

白虎

 

ホワイトタイガーは、秋の象徴です。

西を表す神です。

江戸城の西の門は白虎にちなんで、

虎ノ門と呼ばれています。

 

 

 

 

玄武

 

足の長い亀と蛇によって、描かれた空想の神です。

北方を守護する水神です。

季節は冬、

奈良明日香村のキトラ古墳の北側にも描かれています。

 

この四つの色は、相撲でも四つの方位が色で示されています。

 

 

 

 

天井には、こんな絵が描かれています。

 

方位の神の上には、天空が書かれていました。

色と方位は、日本の文化に存在します。

建築の世界にも、こう言った考え方は残されています。

 

文化として、継承していって欲しい気がします。

 

 

 

 

ひと回りしてきました。

 

将棋の世界にも、かかわってきた屋敷です。

今では当時の繁栄を、感じ取ることはできかねる感じです。

ですが、当時の風景を見てみたかった気がします。

 

一つの時代を造った ” 藍 ”

 

残されたお屋敷に、その価値を感じます。

 

 

 

 

たくさんの藍を造る豪商の集う街、脇町。

 

その中の一つのお屋敷を見学しました。

将棋の王位戦が開催されたお屋敷。

きっと思う以上に、趣のある場所なのでしょう。



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