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中庭の中央に建つ、謁見の間。
基壇の四隅には、灯篭の様なものが建てられています。
この色が、元々のこの地方の砂岩の色です。
外壁に塗られたピンク色とは、結構違う気がします。
傍まで来ると、内部は一段高く造られています。
床には大理石が貼られ、柱の脚部にも大理石が使用されています。
貴賓用の謁見の間ですので、内部は豪華な仕上げになっているようです。
壁に掛けられた オブジェ です。
中央に盾、周りには銃と矢の組み合わさったデザインになっています。
戦いの象徴として、造られたのでしょうか?
白いコンセントが、いただけていませんが....
こちらは矛と盾、矢、剣、小さいナイフも見えます。
組み合わせて、デザインしてあります。
ヤシの実から生えてきた、ヤシの葉の様に見えます。
内部に入ると、造り込みがかなり違います。
柱の模様は絵ではなく、立体的に浮かせてあります。
模様も外周の壁とは違い、シンメトリーに同じ模様が、すべてのアーチに造り込まれています。
天井面にも、装飾の書き込みが見えます。
照明器具も豪華なものが、付けられています。
クリスタルはいいのですが、中央に取り付けられた電球が、いただけない気がします。
残念です。
大きな銀製の壷が、二つ置いてありました。
ギネス認定の、世界最大のシルバーの壷だそうです。
1902年、当時のマハーラージャによって、作られたものだそうです。
イギリスのエドワード7世の戴冠式に呼ばれたマハーラージャは、旅行中も沐浴をするために、
この大きな壷に、ガンジス河の水を入れて、船で運ばせたそうです。
さすが時の権力者、考えることが違う気がします。
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