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世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

’15 冬 インド 44

2015年05月09日 | ’15 インド

 

 

 

 

中庭の中央に建つ、謁見の間。

 

基壇の四隅には、灯篭の様なものが建てられています。

この色が、元々のこの地方の砂岩の色です。

 

外壁に塗られたピンク色とは、結構違う気がします。

 

 

 

 

 

 

傍まで来ると、内部は一段高く造られています。

 

床には大理石が貼られ、柱の脚部にも大理石が使用されています。

貴賓用の謁見の間ですので、内部は豪華な仕上げになっているようです。

 

 

 

 

 

 

壁に掛けられた オブジェ です。

 

中央に盾、周りには銃と矢の組み合わさったデザインになっています。

戦いの象徴として、造られたのでしょうか?

 

白いコンセントが、いただけていませんが....

 

 

 

 

 

 

こちらは矛と盾、矢、剣、小さいナイフも見えます。

 

組み合わせて、デザインしてあります。

ヤシの実から生えてきた、ヤシの葉の様に見えます。

 

 

 

 

 

 

内部に入ると、造り込みがかなり違います。

 

柱の模様は絵ではなく、立体的に浮かせてあります。

模様も外周の壁とは違い、シンメトリーに同じ模様が、すべてのアーチに造り込まれています。

 

 

 

 

 

 

天井面にも、装飾の書き込みが見えます。

 

照明器具も豪華なものが、付けられています。

クリスタルはいいのですが、中央に取り付けられた電球が、いただけない気がします。

 

残念です。

 

 

 

 

 

 

大きな銀製の壷が、二つ置いてありました。

 

ギネス認定の、世界最大のシルバーの壷だそうです。

 

1902年、当時のマハーラージャによって、作られたものだそうです。

イギリスのエドワード7世の戴冠式に呼ばれたマハーラージャは、旅行中も沐浴をするために、

この大きな壷に、ガンジス河の水を入れて、船で運ばせたそうです。

 

さすが時の権力者、考えることが違う気がします。



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