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大聖堂
奥行きが約100m、幅約30mの建物で、上から眺めるとラテン十字の形をしています。
内部は円柱が密に並び、五廊式となっています。
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大聖堂へと続く道は、大理石が敷きつめられます。
11世紀、イタリアでもっとも強大な海洋国家となった ” ピサ ”
奇跡の広場は1063年から300年を費やして建設されました。
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正対するように、シノービエ美術館の入り口が見えます。
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入り口の周りにはアラビアンな感じのする、細かい細工が見えます。
この部分には海洋国家らしい、船のレリーフが見えます。
内装はビサンティン様式の影響も伺えます。
建造物自体はロマネスク建築と考えられています。
入ってすぐのところにある、日本語ガイドの機械で一仕切りの知識を得ました。
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高さ30mの大空間を支えるのは、68本の古代ローマ様式の柱です。
北アフリカで買い集められたとも、シチリアのモスクから略奪されたものとも言われています。
どこか異国の香りのする、この空間は実に素晴らしい。
私的には、昨日見たフィレンツェのドゥオーモもよりもこちらの方が豪華に見えます。
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ハイサイドライトから入る日差しが、綺麗に見えます。
天井には、モザイク画が見えます。
昨日の洗礼堂のものと、よく似ているように思います。
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天井には、フレスコ画も見えます。
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建物内部にはピサの人々に愛された、聖ラニエリ (Rainerius) とハインリッヒ7世の墓があるそうです。
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