スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

’09 夏 フィレンツェ・ヴェネツィア26

2009年10月03日 | ’09 フィレンツェ・ヴェネツィア
洗礼堂は、大聖堂の西側に建っている円筒形の建物です。
直径約35m、着工は、1152年で完成には200年以上を要しました。
全体は白い大理石で、建物の下側がロマネスク様式で大聖堂と同じような列柱とアーチで装飾されてます。
しかし、上側はゴシック様式を示している尖塔群で装飾された珍しい建物です。





屋根は、素焼きの部分と大理石の部分に分かれています。
入り口のアーチ部分は、このような細かい細工が丁寧に施されています。
外壁面のストライプは、どこかアラブの香りがします。





内部の洗礼槽も八角形です。
床にも八角形の頂点から放射状に、模様が続いています。





上へと続く階段を上がってみることにします。





建物の外壁の内部を、ぐるっと廻るように階段があります。
先ほどの洗礼槽が見えます。





係りの人らしき人が現れ、中央部分で歌い始めました。

素晴しい音響効果です。

一人で歌っているようには、聞こえません。
建物内部の空気が震えているのを感じます。

30分に一度、歌って見せてくれるようです。





このクーポラの内側で反響するように設計されているのでしょう。

お見事です。

ほんの数分の出来事でしたが、まだ余韻が残っているようです。





下に降りるとこのような、説教壇がありました。
思わぬミニコンサートに感動しながら、大聖堂へと向かいます。










PS 2016年 夏のオリンピック リオデジャネイロに決定!





昨日、仕事で東京に行ってました。
羽田でこのようなパネルを見つけました。
今まであんまり見た記憶が無かったんですけど....
23時ごろに帰宅しましたので、ケーブルテレビで見ましたが妥当なところかなって感じました。

最初に落ちた ” シカゴ ”ではアメリカでやりすぎの感じがしましたし、北京の次の次では、アジアが続きすぎる感じがしてました。
マドリッドは最初から無いと思ってました。
ヨーロッパが2回続く訳にはいかないですから。
そういう意味では、初の南米開催が一番いいのではないでしょうか。

この機会に、もっと行きやすい環境ができるといいです。


近いうちに必ず行きたい国 ” ブラジル ”  Parabens! 


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