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世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

’15 夏 マルタ ・ ドイツ 24

2015年10月02日 | ’15 マルタ・ドイツ

 

 

 

パレス広場から、正面にある建物を見学します。

 

騎士団長の宮殿。

 

96m × 81m の建築物です。

日本風に行くと、 2,500坪 の大きさになります。

 

 

 

 

 

 

バロック風の大きなゲートが、二つ並んでいます。

先ほど見た国旗の立つゲートは入れませんので、その右側にある門から入ってきました。

 

レリーフには、マルタ騎士団の旗の模様の十時が、刻まれています。

 

 

 

 

 

 

ゲートをくぐっていくと、左手には中庭が広がっています。

 

緑が生い茂る美しい庭です。

植えられている樹木は、気候のせいかどちらというと南洋材が多いように感じられます。

 

 

 

 

 

 

” ネプチューンの中庭 ” と呼ばれています。

 

騎士たちの水飲み場として、計画された庭だそうです。

ローマ神話の海の神 ” ネプチューン ” 、ギリシャ神話では ” ポセイドン ” と呼ばれます。

 

海に囲まれた島国ですので、海の神の像が置かれているのは当然かもしれません。

 

 

 

 

 

 

中庭の廻りには、回廊が廻っています。

 

ここにはもうひとつ、 ” アルフレッド王子の中庭 ” という庭があるそうです。

現在は行政府として、使用されていますので、見学できない部分を多くあります。

 

 

 

 

 

 

回廊の上には、小さなバルコニーが並んでいます。

先ほど見てきた様な、深い緑色の窓格子が取り付けられています。

 

上部の塔屋部分は、上部に少し増築されているように見えます。

新しいアンテナも、取り付けられています。

大統領府として使用するために、増築されたのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

内部の見学もできるようですが、今回はパスしました。

 

1547年に完成した騎士団長の宮殿。

今も変わらず、美しい状態で使用されていました。



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