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パレス広場から、正面にある建物を見学します。
騎士団長の宮殿。
96m × 81m の建築物です。
日本風に行くと、 2,500坪 の大きさになります。
バロック風の大きなゲートが、二つ並んでいます。
先ほど見た国旗の立つゲートは入れませんので、その右側にある門から入ってきました。
レリーフには、マルタ騎士団の旗の模様の十時が、刻まれています。
ゲートをくぐっていくと、左手には中庭が広がっています。
緑が生い茂る美しい庭です。
植えられている樹木は、気候のせいかどちらというと南洋材が多いように感じられます。
” ネプチューンの中庭 ” と呼ばれています。
騎士たちの水飲み場として、計画された庭だそうです。
ローマ神話の海の神 ” ネプチューン ” 、ギリシャ神話では ” ポセイドン ” と呼ばれます。
海に囲まれた島国ですので、海の神の像が置かれているのは当然かもしれません。
中庭の廻りには、回廊が廻っています。
ここにはもうひとつ、 ” アルフレッド王子の中庭 ” という庭があるそうです。
現在は行政府として、使用されていますので、見学できない部分を多くあります。
回廊の上には、小さなバルコニーが並んでいます。
先ほど見てきた様な、深い緑色の窓格子が取り付けられています。
上部の塔屋部分は、上部に少し増築されているように見えます。
新しいアンテナも、取り付けられています。
大統領府として使用するために、増築されたのでしょうか。
内部の見学もできるようですが、今回はパスしました。
1547年に完成した騎士団長の宮殿。
今も変わらず、美しい状態で使用されていました。
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