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エジプト最大規模の神殿と言われる、アメン大神殿。
元々はこの地方の神として崇められていた、アメン神。
国の発展と共に、国家の最高神として、崇められるようになっていったそうです。
破壊されたのか、風化したのか、こういった像も残されています。
こんなものがありました。
反時計回りに7回、周囲を回ると願いが叶うという、スカラベの像です。
一応、ガイドさんから教わりましたので、廻ってきました。
廻っていると、他の観光客から、何をしてるのかと、聞かれましたので、
とりあえず、お伝えしておきました。
聖池 と呼ばれる場所です。
120m × 77m、約2,800坪の広さがあります。
11段の階段状になっていて、神官が儀式の前に、身を清める場所だったそうです。
タワークレーンの横見えるのが、第9塔門です。
かなり崩れて、しまっています。
神殿は、台形状の形で構成されています。
いわゆる上底の部分の長さが約500m、下底の長さが600m、
高さに当たる部分が540mあります。
単純に計算すると、約297,000㎡。
甲子園球場約7,7個分の広さということになります。
エジプト国内で、こうして立った状態で現存するものは、
5本しか残っていないそうです。
海外に持ち出されたものや、古代ローマ時代に造られたものを含めても、
世界にオベリスクは、30本程しか残っていないと言われています。
コンコルド広場、サンピエトロ広場、セントラルパークなど、
誰でも知っている場所に、持ち出されて建てられています。
色のついた壁画が、残っています。
右側には、トキの頭を持つとされる トト神 が見えます。
鮮やかな青い頭部と対照的に、肌の色が濃く描かれています。
こんなファラオの像も、ありました。
花崗岩の、特徴的な模様が見えます。
着工時期からすると、今から約3,000年前。
やはり石の文化の遺跡の方が、長く残されている気がします。
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