スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

かつて訪れた場所 エジプト 18

2017年07月14日 | OLD DAYS

 

 

エジプト最大規模の神殿と言われる、アメン大神殿。

 

元々はこの地方の神として崇められていた、アメン神。

国の発展と共に、国家の最高神として、崇められるようになっていったそうです。

破壊されたのか、風化したのか、こういった像も残されています。

 

 

 

 

こんなものがありました。

 

反時計回りに7回、周囲を回ると願いが叶うという、スカラベの像です。

一応、ガイドさんから教わりましたので、廻ってきました。

 

廻っていると、他の観光客から、何をしてるのかと、聞かれましたので、

とりあえず、お伝えしておきました。

 

 

 

 

聖池 と呼ばれる場所です。

120m × 77m、約2,800坪の広さがあります。

11段の階段状になっていて、神官が儀式の前に、身を清める場所だったそうです。

 

タワークレーンの横見えるのが、第9塔門です。

かなり崩れて、しまっています。

 

 

 

 

神殿は、台形状の形で構成されています。

いわゆる上底の部分の長さが約500m、下底の長さが600m、

高さに当たる部分が540mあります。

 

単純に計算すると、約297,000㎡。

甲子園球場約7,7個分の広さということになります。

 

 

 

 

 

エジプト国内で、こうして立った状態で現存するものは、

5本しか残っていないそうです。

 

海外に持ち出されたものや、古代ローマ時代に造られたものを含めても、

世界にオベリスクは、30本程しか残っていないと言われています。

コンコルド広場、サンピエトロ広場、セントラルパークなど、

誰でも知っている場所に、持ち出されて建てられています。

 

 

 

 

色のついた壁画が、残っています。

右側には、トキの頭を持つとされる トト神 が見えます。

鮮やかな青い頭部と対照的に、肌の色が濃く描かれています。

 

 

 

 

こんなファラオの像も、ありました。

 

花崗岩の、特徴的な模様が見えます。

着工時期からすると、今から約3,000年前。

やはり石の文化の遺跡の方が、長く残されている気がします。



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