スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

かつて訪れた場所 エジプト 17

2017年07月13日 | OLD DAYS

 

 

古代エジプトの太陽神 アメン。

 

この国にいると、気温の日格差もあってか、夜はかなり気温が下がります。

夜明けと共に、気温が上昇をはじめ、暖かくなってきます。

凍えるような夜明け前の時間を過ごすと、太陽の温かさに感激します。

そうやって、太陽は神として、崇められてきたのではないでしょうか?

 

ここにいると、そう感じてしまいます。

 

 

 

 

また太陽神は、 作物を育てることから、豊穣の神とも呼ばれています。

雨が少ない地域においては、ナイルと共に、とても大切なアイテムです。

 

ところどころにこういった、像が残されています。

 

 

 

 

壁に彫り込まれた、神々です。

 

ハヤブサの頭を持つ神、ホルス神も描かれています。

天空と太陽の神として、もっとも偉大な神の一人と言われています。

 

 

 

 

たくさん並ぶ列柱にも、色々と文字や記号が彫り込まれています。

手の届く範囲が、触れられることが多いせいなのか、共通してはがれてきています。

 

大列柱室と言われるこのゾーンは、幅 53m、奥行き 102mの大きさです。

16列、134本の柱が並んでいます。

 

この回廊にも、天井や屋根の概念がないように感じられます。

 

 

 

 

 オベリスク のある場所に出ました。

 

2本の大きな、オベリスクです。

トトメス1世 の時代に造られたものだそうです。

 

 

 

 

 高さ 19.5m、重さは約150t。

 

赤い花崗岩を加工して、造られています。

昨日見た、石切場のような場所で切り出され、

船でここまで運んできたのでしょうか。

現在でも、150t もの重さのものを運び、地面に建てるのは、

建設機械を使ってしても、容易ではない気がします。

 

 

 

 

2体の像が、ここにも建てられています。

 

右側は、おそらくこの辺りを建造したファラオの像でしょう。

左の像が両手に持っているのが、エジプト十字と言われれる ” アンク ” です。

アンクを信じるものは、一度だけ生き返れると信じられています。

 

命のカギ アンク。

 

この後、お土産物屋さんで、アンクのカフスを購入しました。

別に、信じてはいないのですが....



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