
こんな記事を発見しました。
米航空業界3位のアメリカン航空の親会社AMRは29日、
連邦破産法第11条の適用をニューヨークの破産裁判所の申請した。
申請対象はAMRと傘下のアメリカン航空などの子会社。
破産法申請でコスト削減を図り、経営再建を目指す。
アメリカンは航空連合 「 ワンワールド 」 に属し、日本航空とも提携関係にある。
同社は破産法適用期間中も通常のスケジュールで飛行するほか、
他社とのコードシェア(共同運航)やマイレージプログラムの提携も続けるとしている。
アメリカの大手航空会社の中で、唯一破綻していなかった航空会社です。
公的資金を入れて立ち直った、JALへの影響はないのでしょうか?
ワンワールドのリーダーカンパニーでしたが、今後どうするのでしょう。
フロリダ ・ ジャマイカ旅行では、お世話になったアメリカン航空。
他のアメリカのキャリア同様、再建できると信じています。
モザイク画を近くで見ることができました。
1階へと降りてきました。
左手に見える部分が、モスクに改造後につけられた部分です。
ここでオスマン帝国の君主による、金曜礼拝が行われていたそうです。
先ほどの、聖母子のモザイク画が上の方に見えます。
下から見上げるとこんな高さに見えます。
壁にはイスラムらしい装飾があり、窓にはステンドガラスがはめ込まれています。
メッカの方向を示す ” ミフラーブ ” です。
これも改修の際に作られたのでしょう。
本来こちらは西向きになりますから、元々の教会とは向きが 180°反転したことになります。
直径 31m の大ドームです。
高さは 41.5m あります。
この建造物が、537年に建設されたのですから驚きです。
日本では 聖徳太子 の時代ですから、ローマ帝国の技術力の高さが分かります。
4隅に描かれているのが、 セラフィム といわれる 熾天使 です。
ハイサイドライトから光の溢れるのドームは ” 天から釣り下げられた円蓋 ” と言われています。
大理石の円柱が並ぶ アーケード です。
このイオニア式の柱は、古代の建造物から転用されたそうです。
マーブルの模様が、奇麗に装飾に用いられています。
このあたりの雰囲気は、欧州にある教会の感じを受けます。
かなり広い空間が広がっています。
元々は四角い空間だった建物に増築を重ねて、現在の形状になったそうです。
ドームも震災による崩壊や破損により、何度か修復を重ねているそうです。
ドームやアーケードの影響で、方形には見えなくしてあります。
この大空間をドームを利用して、構成しているところがすばらしい気がします。
トルコは見どころの多さと利便性の面で、長らく後回しにしてきた場所です。
その中でも、ぜひ見てみた方のがこのアヤソフィアでした。
ビザンティン建築の傑作と言われている評判に偽りはありませんでした。
ブルーモスクのように100%イスラム建築でないのが、私的には好きなところです。
南イタリアやアンダルシアを廻ってから、見たのがよかったのかもしれません。
よく見ると出口付近に、人だかりができていました。
ここです。
開口の上部に描かれた ” 聖母子、ユスティニアヌス1世とコンスタンティヌス1世 ” です。
中央の聖母子に、向かって左側の ユスティニアヌスが アヤソフィア を、
右側の コンスタンティヌスが コンスタンティノポリスの街 を捧げている図だそうです。
開口をくぐって振り返った部分にありますから、見逃してしまいそうになります。
そうならないための、仕掛けを施してありました。
出口上部に 鏡 が備えられていました。
これですと、見逃すことはなさそうです。
約1,500年もの歴史を持つアヤソフィアを見学しました。
閉館の17時を大きく回っています。
時の君主によって形を変えた建築物、歴史を感じました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます