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夏の予定が変更された為、1年ぶりの海外旅行となったバルセロナ。
ヨーロッパへやってくるのも久しぶりでした。
現在では3回に1回は、必ず欧州へやってきています。
行きの 関空、ド ・ ゴール空港 その両方で、搭乗の呼び出しをされてしまいました。
どちらも、BARで寛ぎすぎてしまいました。
パリでは、トヨタのレース関係の方々が、同じ店で飲んでいたので安心していました。
私の中では、当時F-1に参戦中のトヨタのチームスタッフだと思っていました。
毎年、開幕前にバルセロナで合同のテストがあります。
かなり早めの乗り込みなんだと、勝手に解釈していました。
実は、違う事がバルセロナに行ってからわかるのですが...
無事、乗り遅れることなくバルセロナへ到着しました。
夜のカサ ・ ミラを見学して2日目になります。
滞在時間が短いので、時間を大切にしないといけません。
今、振り返って見るとこの写真の時刻は8時過ぎ。
朝の遅い冬のカタルニアではありますが、早朝から行動していたことになります。
モデルニスモ建築
その代表的な建築家の建物が、並んで立っています。
左が ドメネクの作品 です。
目的の場所は、右の建物 カサ ・ バトリョ です。
この ガウディ の代表作が、私は大好きです。
この街へ来たのは、この建物と コロニアグエル教会 を見に来たと言っても過言ではありません。
生き物のような曲線美もさることながら、内部の空間構成がすばらしい気がします。
1877年に建てられた元の建物を、ガウディの手によって3年かけて改築されています。
彼によって、地下室と5階部分 が新たに加えられています。
特徴的な、最上階の部分の解釈には諸説があります。
竜の伝説になぞらえているとか、謝肉祭をモチーフにしているだとか様々です。
生前は、左に建つ建物を設計したドメネクの方が、圧倒的に有名でした。
ガウディも生前は、作品に対する評価は低かった一人です。
このあたりの造形は、確かに現代でも評価が分かれると思います。
曲線を多用した有機的な造形です。
建築というより、アートに近い作り込みを感じます。
屋上部分を含んだ、最上部を増築したガウディ。
屋上には外から見上げるのとは、全くの別空間を作り上げています。
外部以上に、凝った造りに内部は仕上げられています。
ユーロ高の当時は、入場料もかなり高く感じられました。
しかし、それに見合う内部の作りになっていると思います。
滞在中、ホテルへの通り道でもあったせいか、3度ここへ訪れています。
ここには、ぜひ訪れてみることをおすすめします。
できれば、外からだけではなくゆっくりと内部を見て回ってください。
住んでみたくなるような、素敵な空間が広がっているはずです。
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