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かつて訪れた場所。
その2回目、バルセロナ。
この私にとって思い入れのある街、そしていつか住んでみたい場所。
ここを、少しまとめて書いてみようと思います。
訪れたのは、2004年の暮れから2005年にかけて。
12月29日に、関空を出発し1月3日に帰国しています。
当時は、これでも目いっぱい休みが取れた方でした。
この当時は、旅行会社に依頼して航空券とホテルを取ってらっている頃でした。
午前中の、エールフランスで ド ・ ゴールまで行き、バルセロナへ乗り継ぎました。
バルセロナに、21時前到着しています。
帰国便は、現地を朝10時発、関空到着が翌日の朝8時過ぎの予定です。
ですので、 実質の滞在は3日と、到着日の数時間のみ。
この時に、考えたこと。
どのエアラインを利用すれば、1分でも長く現地に滞在できるか?
導き出した答えが、 ” ルフトハンザ ” でした。
関空出発が、エールフランスより 1時間40分 も早く飛び立ちます。
到着する空港は、フランクフルト。
ここから、欧州のほとんどの街に同日で乗り継げます。
これが、私がスターアライアンスを選んだ最大の理由です。
この時は、まだゴールドメンバーになるほどフライトしていませんでした。
関空から欧州への玄関口は、 パリ ・ フランクフルト ・ アムステルダム ・ ヘルシンキ の4か所。
スカイチームのエールフランスとKLM 、この2社は現在同じ会社になっています。
スターアライアンスのルフトハンザ。
ワンワールドのフィンランド航空。
見事に、3つのアライアンスに分かれていました。
当時、JALはどこにも属さず、ANAがスターアライアンスに加盟していました。
そういうのもあって、スターアライアンス加盟のルフトハンザを選択します。
しかし、この当時 JALがワンワールド に加盟していたら、違っていたかもしれません。
ヘルシンキは、実は日本から一番近い欧州の玄関口です。
行きは10時間と少し、帰りは10時間を切って到着します。
復路便のヘルシンキ発は、17時20分。
このアドバンテージは、捨てがたいものがありました。
以前、北欧をツアー旅行した時も、航空会社の就航記念の企画でした。
そういうのもあって、 フィンエアー にはなじみがありました。
たら ・ れば ではありますが、ひょっとすると ” ワンワールドNote ” になっていたかもしれません。
当時の休暇の事情などから、決定したスターアライアンス。
しかしこのときの旅行は、そのどちらでもない スカイチーム の利用 でした。
当時は、ブログのことなど考えもせず旅行をしていました。
この年の夏、計画していたモルジブ旅行を急遽1週間前にキャンセルします。
そんな事もあって、海外旅行に対する思いが一番強かった旅行でもあります。
まして、 大好きなガウディの作品を見に来る計画です。
旅行前に、ガウディに関する本を読み漁りました。
彼の本が書けるぐらいに....
ホテル到着は、22時過ぎでした。
しかし、この時は1分1秒が惜しかった。
荷物もそこそこに、街へ飛び出しました。
いつものホテルの廻りを散策するという理由もあり、地図を片手に歩き始めました。
カサ ・ ミラ
実業家 ペレ ・ ミラ の依頼を受けて1907年に完成した邸宅です。
現在でも、暮らす人がいる 世界遺産 です。
時間的に完全にクローズしていましたが、外観だけでも見に行きたかったのです。
道路を挟んだ側から、思わず長い時間見上げていました。
もともと感性的な建築が好きな私は、見とれていました。
たったの3日と少ししか、滞在時間しかありません。
計画的に見学しないと、見るべきものが限られていまします。
この時のバルセロナ旅行ほど、色々な場所を時間を惜しんで旅したことはなかったと思います。
この時に、記録した写真は1,300枚を超えていました。
今のように、飛行機の中や食事などの写真は全く撮っていないのに....
色々な思いが重なって旅した、 ” バルセロナ ”
たどった道を、少し書いてみようと思います。
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