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東証大権現
神格化された、歴史上の人物です。
天満宮など、関西にもそういった場所は存在します。
二荒を日光と読み変えたと言われています。
左手に見える、重文の経蔵です。
方形で造られた、優雅な建築物です。
裳階の取り付けられた外観です。
その右手には鼓楼です。
寛永の大造替時に、造られたと言われています。
このあたりの建築物まで、ここまで造り込まれているのは、
さすがに時の権力者の、威光というべきでしょうか。
振り返ると、装飾の無い建築物があります。
神厩舎です。
神馬の暮らす建築物です。
ここでは廻りと比べて少し質素に感じますが、
建築物としてはかなり立派に見えています。
三猿
” 見ざる、言わざる、聞かざる ”
ここで、一番有名なものかもしれません。
元々は古代エジプトや、クメールの文化に見られるものです。
シルクロードから中国経由で、日本に入ってきたものと言われています。
インド起源の神ラーマ、
三猿はラーマに仕えたハヌマーンの変形ともいわれています。
マハトマ・ガンジーは3つ猿像を身に着け、
「 悪を見るな、悪を聞くな、悪を言うな 」と教えたそうです。
高さ 6m 幅 5m の唐銅鳥居です。
ここで二つ目の鳥居から、二の鳥居とも呼ばれています。
日本最古の青銅製の鳥居です。
当時の通貨で2,000両、
今の通貨では1億5,000万円とも言われていいます。
現在の流通量を考えれば、そんなにはしないと思いますが、
当時はそれほど貴重な、青銅だったのでしょう。
上部には、三つ葉葵が刻まれています。
かなり、黒く酸化されているようです。
建造時には青銅色だったのか、銅本来の輝く色だったのか。
創建時を見てみたかった気がします。
どちらにしても、当時としてはかなり威厳のある鳥居だったのでしょう。
地形にそって造り込まれた、日光東照宮です。
平成の大修理を終えています。
ですが、まだまだ修復は続いているようです。
京都や奈良でも、修復のされている場所は多くあります。
正月に訪れた厳島神社の鳥居も修復中でした。
訪れる時期も、大切なようです。
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