スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

’14 夏 カナリア諸島 31

2014年10月14日 | ’14 テネリフェ・バルセロナ

 

 

 

今日最初の目的地に、到着しました。

 

サグラダ ・ ファミリア

 

日々、建設が進む観光地です。

私が以前訪れた時から、7年半が過ぎています。

 

 

 

 

 

 

その間に、大きく進捗しています。

 

地下鉄から上がって来た側は、西側のファザードになっています。

太陽が沈む側、つまりイエス ・ キリスト の受難の部分を表現したファザードになっています。

 

 

 

 

 

 

このあたりは、以前訪れた時には無かった部分です。

 

当初、完成まで300年ほどかかると言われていましたが、現在ではガウディの没後100年に当たる

2026年に完成すると言われています。

 

あと12年、待ち遠しい気がします。

 

 

 

 

 

 

この受難のファザード側は、ガウディの没後に建設が始まっています。

 

ガウディは、模型などを元に建設を進めていましたが、スペインの内戦により、

それらのほとんどは、消失しています。

 

その後、残された少ない資料をもとに建設が進められてきました。

 

ガウディが製作にかかわった、反対側の生誕のファザードの部分が、

ガウディの建築群として、世界遺産に登録されています。

 

 

 

 

 

 

こちらが、 生誕のファザード です。

 

後ろに見える色の比較的薄い部分は、聖堂部分として最近作られた部分です。

ガウディは、自分の生きている間には完成できないことが分かっていました。

ですので、この部分を先に作成することによって、後世に取り壊されないようにしたそうです。

 

彼の思惑通りに、没後も工事が進んできました。

ガウディの作りたかった物とは、違うのではないうかとも言われていますが....

 

 

 

 

 

 

入口は、受難のファザードから廻り込んだ、生誕のファザード側にありました。

 

東側に回り込んで、入場のチェックを受けました。

7年半ぶり、2010年11月7日に完成したバシリカに入っていこうと思います。



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