スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

北近江へ 5

2020年02月16日 | 日記

 

 

ラ コリーナ近江八幡

 

私的には、初めて見る藤森作品です。

メインの建物は、” 草屋根 ” と名付けられた作品です。

屋根面が芝によって緑化されています。

現在は、時期的に冬枯れしていますが、

温かくなってくると、きれいな緑に変わっていくのでしょう。

 

 

 

 

このエントランスを出た正面には、

一段高い場所にヴォーリズ記念病院が建っています。

 

敷地の右側の奥には、たねやの本社屋が建てられています。

手前に建つのが、カステラショップとカフェです。

 

 

 

 

広い庭を進んできました。

 

ジブリ作品に出てくるような小さな家が建てられています。

多治見市のミュージアムも、こんな形だった気がします。

元々は建築史を専門とする藤森氏は、多くの茶室の建築を手掛けています。

 

 

 

 

こんな小さなドアが、作りこまれています。

 

茶室の入り口も、躙り口という小さな入り口が作られます。

そういった発想なのでしょうか?

横には、ガラスブロックの小さな窓があります。

 

 

 

 

ずっと廻りこむように造られた回廊です。

 

屋根から雑草が伸びていて、いい感じに見えます。

緑に変わると、刈り込まれてしまうのでしょか。

将来的には、この右側にも店舗が建築されるようです。

 

 

 

 

回廊部分です。

 

一番奥にまた小さな入り口が造られていました。

建具にも窓、上部にも窓が取付けられています。

栗の木の感じが、かなり柔らかく見えます。

 

 

 

 

中に入ってみました。

 

外壁側に取り付けられた窓です。

社員や学生によって一部作業がされたそうです。

ですので、塗りの感じが雑なのは仕方ないのかもしれません。

 

まぁ、これも手作りゆえの味といった感じでしょうか。



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