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ラ コリーナ近江八幡
私的には、初めて見る藤森作品です。
メインの建物は、” 草屋根 ” と名付けられた作品です。
屋根面が芝によって緑化されています。
現在は、時期的に冬枯れしていますが、
温かくなってくると、きれいな緑に変わっていくのでしょう。
このエントランスを出た正面には、
一段高い場所にヴォーリズ記念病院が建っています。
敷地の右側の奥には、たねやの本社屋が建てられています。
手前に建つのが、カステラショップとカフェです。
広い庭を進んできました。
ジブリ作品に出てくるような小さな家が建てられています。
多治見市のミュージアムも、こんな形だった気がします。
元々は建築史を専門とする藤森氏は、多くの茶室の建築を手掛けています。
こんな小さなドアが、作りこまれています。
茶室の入り口も、躙り口という小さな入り口が作られます。
そういった発想なのでしょうか?
横には、ガラスブロックの小さな窓があります。
ずっと廻りこむように造られた回廊です。
屋根から雑草が伸びていて、いい感じに見えます。
緑に変わると、刈り込まれてしまうのでしょか。
将来的には、この右側にも店舗が建築されるようです。
回廊部分です。
一番奥にまた小さな入り口が造られていました。
建具にも窓、上部にも窓が取付けられています。
栗の木の感じが、かなり柔らかく見えます。
中に入ってみました。
外壁側に取り付けられた窓です。
社員や学生によって一部作業がされたそうです。
ですので、塗りの感じが雑なのは仕方ないのかもしれません。
まぁ、これも手作りゆえの味といった感じでしょうか。
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