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14世紀までは、世界で最も高い建造物だった、クフ王のピラミッド。
現在でも、その存在感は絶大です。
ギザには、ここにあと2つ、巨大なピラミッドが存在します。
3つあるうちの中央に位置する、カフラー王のピラミッドです。
高さ 143.87m、底辺 215.29m、勾配 53度10分。
現在は崩れてしまっている為、高さは136mになっています。
一段高い大地に建てられている為、見た目には一番大きく見えます。
頂部には、装飾が残っています。
他のピラミッドも同様に、全体をきれいに、装飾されていたのでしょう。
やはり、創建時のものを見てみたい気がします。
クフ王の兄弟に当たる、カフラー王のピラミッドは、2番目に造られています。
ギザの街並みが、ピラミッドのそばまで、広がってきていますが、
ピラミッドの向こうには、砂漠が広がっています。
朝靄に煙って、遠くまでは、見渡すことができません。
2つのピラミッドを見学し、少し砂漠の方へ移動してきました。
ピラミッドの、ビューポイントです。
3つのピラミッドが、見渡せる場所です。
左から、クフ王、カフラー王、メンカウラー王のピラミッドです。
クフ王の息子のメンカウラー王のピラミッドは、高さ 63mしかありません。
高さ 65.5m、底辺 105m、勾配 51度20分。
現在では、高さが 62mになっています。
この位置では、大きさがあまり変わらないように見えますが、
高さは、他の2つの約半分、体積は8分の1 しかないそうです。
また、このピラミッドには、北側に破壊された大きな傷跡が残っています。
この規模のものは、壊すのも大変な気がします。
さすがに3つ目の時には、財力が尽きてしまっていたのでしょうか?
1つ造るのでも、大変な気がします。
それを3代にわたって、造り続けたのですから、難しかったような気がします。
切り出す石材の数も、とてつもない数だったと思います。
4,000年前の財力と、技術力に驚きです。
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