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L . C . C .
この言葉を最近よく耳にします。
ロー ・ コスト ・ キャリァ いわゆる格安航空会社の事です。
先日こんな本を買ってみました。
色々とLCCについて書いてありました。
また新しくできた羽田の国際線ターミナルと成田との比較なども掲載されていました。
区間によって、一番安くなる航空会社などが書かれていました。
12月日、羽田空港にアジアの LCC ” エア ・ アジア X ” が就航しました。
その前には、茨城空港に ” 春秋航空 ” が就航しています。
よくLCCと格安航空券と混同されますが、全くの別物です。
格安航空券は最近では正規運賃でもかなり安いものが登場しましたので、あまり耳にしなくなりました。
団体のチケットをばら売りするなどして、安くなっている航空券が 格安航空券 です。
一方、LCCのほうは 企業努力により低運賃を実現 しています。
専用のターミナルを設けたり、ホームページ上からしかチケットが手配できなかったり
切り詰められるものを切り詰めて、ローコストを実現しています。
これだけ聞くと非常に聞こえがよく、今風の航空会社のように聞こえます。
問題点は無いのでしょうか?
当然あります。
コストを抑えるために、シートピッチを狭くして搭乗人員を増やしています。
また機内サービスは、すべて有料になっています。
早く購入する方が、チケットは当然安いのですが変更が全くできません。
利用する空港やターミナルが別に存在します 等々....
コストに見合ったサービスということになります。
では、私は利用するのでしょうか?
基本的には、私は利用しません。
体が大きいこともありますが、飛行機に搭乗することも楽しみの一つだからです。
お酒が飲めないと楽しみは半減しますし、機内だと普段見ない映画が見れたりします。
以前エジプトに行った際に、お酒が出ないからとエジプト航空をやめてエミレーツで行ったことがありました。
当然長距離便にはLCCはありませんので、この限りではないのですが
私ならできる限り安い、LCC以外のチケットを探すと思います。
私にとっては、空港も機内も大切な旅行の一部だと考えるからです。
では全く利用しなのでしょうか?
先ほど ” 基本的には ” と書きました。
ではイレギュラーな場合とは、どんな時でしょう?
LCCを使うのが、時間的に便利だとか、その方面にはLCCしか飛んでいない場合には利用します。
移動方法として、ベストなら間違いなく使います。
金額差が小さいのに、わざわざ不便なLCCを利用することはありません。
すべては時間と金額との兼ね合いだと私は思います。
しかしかつての経験から、中国籍のLCCを利用することはないと思います。
その時の経験はこちらから
http://blog.goo.ne.jp/joearchi/e/924164ba1321b10efc93ccce2bd373bb
今後は、 成田や関空に、LCC専用のターミナルが建設 されるそうです。
香港やクアラルンプールにある専用ターミナルは、違う空港かと思うほど場所も内容も違っているそうです。
敷地の問題から成田は今までのものと大差にものになりそうな気がします。
関空の場合、第2滑走路の近くに建設されるようです。
それぐらい差をつけないと、LCC以外の利用者から不満が出そうな気がします。
ANAも来年を目処に、LCCの子会社を設立 するようです。
どんなものになるのでしょうか?
内容によっては利用するかもしれません。
海外のLCCなどは基本的には、自由席で席は早い者勝ちになっています。
こうすることによって、搭乗時間を短くしているようです。
ヨーロッパでは、短い区間の国内線はほとんどが大手キャリアの子会社のLCCが運航しています。
好むと好まざるにかかわらず、利用は今まででもしていました。
線引きが少し難しくなって来ています。
南イタリア旅行で利用した ” エア ・ ワン ”
エア・ワンは、乗るまではLCC だと思っていました。
この路線はこの航空会社が便利だと思い手配しましたが、飲み物とクッキーが出されました。
やはり、便利な便を状況に応じて使うとうのが私のスタンスだと思います。
安くても便利な便はたくさん存在しています。
あと気をつけないといけないのが、運賃より高くなる税金と諸費用だと思います。
また最近、原油の高騰で 燃油サー ・ チャージ が高騰 を始めました。
これが高くなると、旅行好きの私には痛手になります。
そういう意味でも、原油を投機の対象とするのはやめていただきたいのですが.....
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