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直行便か? 乗継便か?
そんなの直行便に決まってるでしょうって言われそうですが、実はそうでもありません。
確かに直行便だと乗り換えの手間や時間がかかることはありません。
当然トータルの移動時間も短くなります。
果たしていいことだけでしょうか?
私の場合、長期休暇の間はほぼすべての時間を旅行している、と言っても過言ではありません。
正月休みの間はすべて旅行していますし、ショートトリップを挟みますが、
夏休みもすべて旅行に費やしています。
そうなると、旅行手配の問題は
” いかに長く現地滞在ができるか? ”
ここにかかってきます。
基本的に飛行機は、当たり前ですが目的地まで行ってその飛行機が出発地に戻ってきます。
そうなると、到着時間と出発時間が近くなることは必然です。
目的地に1日1往復しか就航していない場合、ここが問題になります。
たとえば ANAで関空~台北 へと飛ぼうとします。
行きは 12時55分発 で桃園空港に 15時05分着
帰りが 8時30分発 で関空に11時55分着となります。
これでは現地の滞在時間がほとんど取れません。
このフライトの場合、台北を起点にフライトしていることが分かります。
11時55分に関空に到着した飛行機が1時間後に、
台北に向かって飛び立っているということが、フライトスケジュールから推測できます。
これを乗り継ぎ便としたらどうなるでしょうか?
去年までならアシアナを使って、仁川経由でという方法がベストでした。
この秋からは 羽田の国際線ターミナル がオープンしています。
ここを利用すると
行きは 6時55分関空発 羽田乗り継ぎで12時45分 松山空港に到着します。
帰りは 16時45分松山発 羽田乗り継ぎで22時50分 関空に到着します。
これだと直行便よりも、6時間20分余計にかかりますが 10時間35分滞在時間が伸ばせます 。
あと松山空港に到着するのも効率が良くなります。
桃園空港と比べて、片道1時間は街の中心部まで近くなります。
こうして見ると、直行便だけが選択肢ではないような気がします。
但しこの場合2つ引っかかる部分があります。
ひとつは西へ向かうのに一旦東の東京へ行って戻ってくること。
後は昨年経験しましたが、帰りの乗り継ぎは気分的に疲れる気がします。
特に、近場の場合は...
去年メキシコに行った際は、行きを羽田から成田までバス移動しました。
そのかわり、帰りは直接サンフランシスコから関空に到着しました。
これだと帰りには国内での乗り継ぎはありませんでした。
今年はバス移動が面倒なので、伊丹~成田と乗り継ぎ、帰りも乗り継いで伊丹に戻ってきます。
帰りに国内で乗り継ぐのはどうなのでしょう?
豊中に住む私の知人は、必ずこのルートをとります。
成田には、到着者用のラウンジが用意してくれています。
そこはいつも満杯のようです。
やってみて、帰りにストレスを感じたらこの方法はこれからはとらないかもしれません。
ですのでどういう方法をとるのかは、行き先や日程にもよると思います。
長い旅行の場合私は、何時に現地に到着できるかを重視しています。
また帰りには、あまり無理な乗り継ぎは避ける様にしています。
私の場合、帰国の翌日から仕事が待っていますのでトラブルは避けないといけません。
以前起こった、 ヴェネツィアでの出来事 はこちらから。
http://blog.goo.ne.jp/joearchi/e/2bdeef22d8900f613f4579435e7eaae1
それでも、起こる時には起きてしまいます。
そういう意味でも、乗り継ぎの回数は少ないほうがいいかと思います。
一つにトラブルが起きると、後が続いて行かなくなります。
しかし今年は、成田 ・ ワシントンDC ・ マイアミ と3回乗継するんですけどね....
以前はできるだけ乗り継ぎ時間が短くなるフライトを探していました。
同じ航空会社の場合は、検索した時に乗り継げないフライトは表示されません。
またスターアライアンス同士の乗継なら、同時に発券ができます。
この場合、乗り継げなくても振り替えてもらえます。
しかし別々に手配したり、違う航空会社を利用するとそうはいきません。
乗り継げないのは、自己責任になります。
かつてやってしまった失敗はこちらから。
http://blog.goo.ne.jp/joearchi/e/177747e5e1081c5e2f4076a9342383c7
このニノイ ・ アキノ空港での出来事以来、あまり急な乗り継ぎは計画しなくなりました。
乗り継ぎには、その空港での滞在を含めて見るものが増えます。
また立ち寄っただけでも、その国の雰囲気に少しだけですが触れることができます。
まぁ、 ラウンジを利用できるようになったのが最大の理由 ではありますが....
但し、アメリカ国内での乗継はお勧めしません 。
この国では、乗継ではなくすべてが入国になってしまいますから。
今回は、2回しますけど....
直行便 は、時間の節約を含めて間違いなく便利です。
但し、スケジュールの確認が必要です。
乗継便 は、直行便より滞在時間を伸ばせる場合があります。
またストップ ・ オーバーすることもできますし、うまくいけば滞在先を増やすことも可能です。
旅行中の時間を最大限に利用する。
これが私の旅のポリシーなのかもしれません。
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