20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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『機嫌のいい犬』(川上弘美・集英社)

2010年11月11日 | Weblog
   
 今夜は句会です。
 いろいろに追われていて、また、今月も欠席かなとネガティブに考えていたのですが、兼題が先月に続き「無季無定型俳句」
 先月の句稿を読むと、その無季無定型俳句が、実にのびやかで楽しいのです。
 その人の、人となりが、丸ごと見えてきて。
 おまけに今夜は、北句会100回記念だそうです。

 よし、破れかぶれだ!と、5分で作った俳句をひっさげ、100回記念の今夜、久しぶりに句会参加です。

 先日、新聞を読んでいて見つけたのが、この川上弘美の句集。『機嫌のいい犬』です。
 川上弘美が俳句を作っていたのは、前から知っていました。
「台所から異界へ」と、軽やかに作品世界を泳ぐ彼女の、のびやかな作風にあこがれている私は、どうしてもそれを読んでみたくなり、さっそくアマゾンで買ってみました。
 ぱらぱらと眺めてみると、さすが、彼女特有の感性で作られた俳句が並んでいます。
 まるで、ひとつの、ゆたかな物語世界がひろがっていくように・・・。

 さて、句会。
 3ヶ月ぶりくらいでしょうか。
「参加することに意義がある」
 本日の,私のモットーです。
コメント (4)
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