20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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イコン

2010年11月19日 | Weblog
   
 数年前、パリの小さな教会で買ったイコン。
 イコンというのは、木にキリストの絵の書かれた「聖像」と呼ばれるものです。

 12月が近づくこの季節になると、イコンを手にしたくなります。
 キリストにシンパシーを感じるのは、単にお誕生日が同じ日ということだけ・・・。
 イコンは観音扉(?)を閉じることもできます。
 
 いつだったか、仲よしの画家、Fさんに大きなイコンを見せていただいたことがあります。
 彼も、ヨーロッパの教会で買ったと話していました。
 日本でいえば、仏教絵画のようなものでしょうか。
 私は仏教絵画では曼荼羅に惹かれます。
 明らかに、藤原新也の『西蔵(チベット)放浪 上・下』(朝日文庫)の影響ですが・・・。

 イコンの神秘的なうつくしさを眺めていると、12月の足音が聞こえてくるようです。
コメント
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