20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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水澄む

2010年12月15日 | Weblog
  
 
「水澄む」
 秋の季語です。
 池が凍る前の、透きとおるような秋の水面。
 水鳥たちが,列をなして泳いでいきます。

 本格的な冬がやってくる、そろそろ今ごろからの季節になると、この季語は「水凍る」になります。
 そして春がおとずれる季節になると、「水温(ぬる)む」にかわります。
 
 日本語の、なんと豊かで、うつくしいこと!
 たったこの三文字で、季節をうつろう情景が、鮮やかに浮かびあがってくるのですから。
コメント (2)
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