20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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サンタさん

2010年12月19日 | Weblog
   
  
 ひとあし早いサンタさんになりました。
 娘夫婦の2歳になったばかりの息子の○くんには『ことば絵事典』を、息子夫婦のもうじき1歳の娘の☆ちゃんには絵本をプレゼント。

 ふたりともご本がだいすきです。
 ○くんは毎晩、絵本を20冊もママに読んでもらっているそうです。
 近頃は「ボクが読むの」と、そらんじたストーリーを自分で追いかけて、ママに語ってくれるそうです。
 ○くんは図鑑もたくさんの種類を持っているので、まだ持っていない、わかりやすいことば絵事典を。

 ☆ちゃんには、私の大好きな絵本『はなをくんくん』(ルース・クラウス・福音館)と、○くんもすきな『きんぎょがにげた』(五味太郎・福音館)を。

『はなをくんくん』は特に、私一押しの絵本です。
 洞穴に冬ごもりしてている動物たちが、何かの匂いにさそわれ洞穴を飛び出してきます。
 はなを、くんくん・・・・。
 モノクロームの絵の最後にでてくる、たった一輪の黄色い花。
 その瞬間、動物たちも読者である私たちも、春が来たんだなと、気持ちがほっとします。
 その花をめざして走る動物たちのシーンは臨場感があります。
 読み語りをしていると、「くんくん、くんくん」子どもたちの呼吸も急ぎます。
 子どもはもちろん、大人も楽しめる、とっても上質な絵本です。

 アマゾンで絵本を選んでいる瞬間は、いつもとても楽しいです。
 プレゼント用にラッピングもしてくれるので、探しにくい本はアマゾンでというのが,近頃の定番です。
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