20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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なんてたって、アイドル。

2011年02月09日 | Weblog
               

 翡翠(カワセミ)のいる水辺を通りかかったら、たくさんのギャラリーが・・・。
「お、いるな」
 そう思って、私も近づいていきました。

 います、います。
 玉座に座って、悠然とこっちを見ています。
「なんてたって、アイドル。なんてたってアイドル・・・・」
 そんな歌が、脳裏をよぎります。

 きまぐれなアイドルは、カメラを構えて飛び立つのを待っているギャラリーたちを尻目に、早業とも思えるすばしっこさで、瞬間移動。
 あれではシャッターを押せるはずがありません。
 ですから静止している画像を。(ドングリみたいなんて言わないで。これでもアイドルなんですから)

 もうしばらくの間、あの水辺にはギャラリーが集結し、スタンドにつけたカメラのファインダーをのぞきながら、そのアイドルが飛び立つ瞬間を、固唾を飲みながら待つことになるのでしょう。
コメント
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