20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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『本の本』(斉藤美奈子・筑摩書房)

2011年02月12日 | Weblog
              
  
 日本橋にある「コレド室町」の地下の本屋さんには、いつも掘り出し物が隠れています。
 フツーの本屋さんでは簡単に見つけられない評論集などが、かなり揃って並んでいます。
 と、いうより、この本屋さんの店長さんの本選びの波長と、私のそれとは、とても合うようです。

 柄谷行人や三浦雅士など、かつて一世を風靡した評論家たちの本も充実しています。
 そこでみつけたのが、この斉藤美奈子の書評集(1994-2007)。
 新聞や雑誌などに掲載したものをまとめたものですが、これが熱い。
 いえ、厚い。
 計ってみたら5センチもの厚さがありました。

 まえがきにはご丁寧に、こんな記述すらあります。
「なお、商品管理には万全を期しておりますが、大部の著ゆえ、一気読みは健康を害するおそれがございます。くれぐれも読みすぎにはご注意ください。」
 
 気になるところからアト・ランダムに、と思いつつ、気になる本が多すぎて・・・。
 せいぜい健康を害することのない、ほどよい読書をと心がけたいと思います。
コメント
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