20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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枯れ枝

2011年02月28日 | Weblog
        
 梅一輪 一輪ほどの暖かさ(服部嵐雪)

 今日で2月もおしまいです。
 上の俳句に詠まれているように、一輪ごとに春の気配の感じられる頃です。

 金曜日。
 近所の公園を歩いていたら、まだ芽吹きもしていない藤棚を見つけました。
 カラカラの枯れ枝の藤棚の下を、あえて歩いてみました。
 息を吸いこみ、あのうつくしい藤を思いうかべながら。
 
 2月のおわり。
 この季節、不思議とそんな想像力が思わぬ元気を与えてくれます。
 東京の今朝は、つめたい雨がふっています。
コメント (2)
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