20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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冬萌(ふゆもえ)

2011年02月07日 | Weblog
              

 冬が萌える。
 なんてやさしく、あたたかい言葉でしょう。

 まだまだ寒いこの季節。
 ふと、木々を見上げるとわずかに、あたらしい木の芽が生まれ始めていることに気づかされることがあります。
 それを冬萌というそうです。

 まだ固い蕾が、寒い冬に耐え、あたたかい春がくるのをじっと待つ。
 季節は巡ってきます。
 冬萌(ふゆもえ)、このやさしいことばを胸にいだきながら、あと少しの寒さを乗り切っていきましょう。

 火山の噴火や、豪雪や、過酷な天変地異に苦しまされている方々たちにも、必ず春の日のかがやきが訪れますよう・・・。
コメント (2)
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