紫陽花の季節がやってきました。
東京は昨日、例年より10日早い梅雨入りとなりました。
これからしばらくは、「青時雨」「卯の花くたし」などの季語の似合う、雨の降りつづく季節になります。
こんなときは、せめてうつくしい花を愛でながら、ひと息いれましょう。
昔は、紫陽花といえば紫のイメージでした。
雨にうたれ、七色に変化するような、どことなく愁いをひめた花というイメージがありました。
でも近ごろは、紫陽花もポップです。
愁いどころか、「私を見て!」と胸を張る、純白の花嫁と、お色直しの花嫁のような衣装で、笑いかけてくるようです。