今日は、午後から神楽坂の出版会館で、国際子ども図書館を考える全国連絡会の総会です。
今年の記念講演は、元国際子ども図書館館長でいらして、現在はJBBY〔日本国際児童図書協議会)の会長をしていらっしゃる村山隆雄さんです。
いま、上野の国際子ども図書館では、土日には「おはなし会」、そして下記の展示などが行われています。
ぜひ、足をお運び下さい。
詳細は国際子ども図書館のサイトまで。
http://www.kodomo.go.jp/event/event/future.html
日本の子どもの文学−国際子ども図書館所蔵資料で見る歩み
1.『赤い鳥』1巻4号 日本近代文学館 1968(表紙 清水良雄絵)
2.『注文の多い料理店』宮沢賢治著 菊池武雄絵 日本近代文学館 1969(「近代文学館:名著復刻全集.〔91〕)
3.『だれも知らない小さな国』佐藤暁著 若菜珪絵 講談社 1959
国際子ども図書館初となる長期の展示会「日本の子どもの文学−国際子ども図書館所蔵資料で見る歩み」では、国際子ども図書館が所蔵する本、絵本や雑誌の中から、明治から現代に至るまでの時代をいろどった代表的な児童文学作家・画家の作品を紹介します。
第1章 『赤い鳥』創刊から戦前まで−「童話」の時代 第2章 戦後から1970年代まで−「現代児童文学」の出発 第3章 1980年代から1999年まで−児童文学の現在 第4章 現代の絵本−戦後から1999年まで 第5章 子どもの文学のはじまり、また、子どもが児童文学に接するひとつの機会である教科書掲載作品及び童謡も展示します。そのほか、児童文学者コーナーでは、著名な児童文学者の作品を半年ごとに入れ替えながら、全体で約270点を展示いたします。 文学をとおして子どもたちに何がとどけられていったのか、資料を見ながらたどっていきましょう。