ご恵贈いただいている新刊のご紹介が、すっかり遅れてしまっております。
皆さま、ごめんなさい。
今日は、9冊の新刊のご紹介です。
ひと言コメントでお許しください。
『虹色ティアラ 秘密のマリオネット』〔次良丸忍作・琴月綾絵・フォア文庫〕
きらめきの(乙女ティック)ファンタジー。
人気シリーズ第五弾です。
ポリエ、ユッコ、シルク、3人の虹色ティアラは今回もマックラーミ団極東支部と闘います。
今回、ついにシザーの正体が明らかになります。
『魔女犬ボンボン ナコと金色のお茶会』(廣嶋玲子作・KeG絵・角川つばさ文庫)
人気シリーズ「魔女犬ボンボン」に3巻目が発売されました。
コギー犬のボンボンが、子どもたちに大人気だそうです。
今回もナコとボンボンの楽しい物語が展開しています。
『忍剣花百姫伝七 愛する者たち』〔越水利江子作・スカイエマ絵・ポプラ文庫ピュアフル〕
越水利江子渾身のシリーズ『忍剣花百姫伝』全七巻。ついに完結です。
くっきり立ったキャラクターと、壮大な物語。
切なく叙情的なラストが、読者の胸をゆすります。
完結編の解説は、あさのあつこさんです。
『リンカーン』(越水利江子作・結川カズノ絵・角川つばさ文庫)
越水利江子さんのご本が続きます。
いやはやご活躍です。スピルバーグ監督の感動作「リンカーン」の映画化にタイアップしての刊行です。
伝記といえども、こちらも、越水ワールド全開です。
『学校にはナイショ♂ピンチはチャンス!?』〔吉田純子作・中村ユキチ絵・ポプラカラフル文庫〕
人気シリーズ『学校にはナイショ♂』の第五巻が刊行されました。
児童文学では、ナンセンスのジャンルはまだまだマイナーです。
その中にあって、今回も、吉田純子さんの、ナンセンスワールドは絶好調です。これはやはり、資質と努力でしょう。
『オフカウント』(筑井千枝子作・浅妻健司絵・新日本出版社)
ほぼ帰宅部3人の、ジャグリング&ダンスディズが描かれています。
筑井さんの筆の丁寧さは人間たちを鮮やかに、そしてセンシティブに描いています。
同人誌「にじゅうまる」で鍛えた、久しぶりの期待の新刊です。
『まいにちいちねんせい』(ばんひろこ作・長谷川知子絵・ポプラ社)
ゆきとたつや。まるで誰かさんと誰かさんのようです。
日常を描いていても、ばんさんの世界には、発見が満ちています。
そして、ばんひろこの世界は、いつもあたたかいです。
『メジャー・リーグはおもしろい』(国松俊英・WAVE出版)
作者の国松さんは、NYのヤンキーススタジアムに出向くほどのメジャーリーグのファンです。
メジャー・リーグの入門書として、いま活躍の日本選手から、アメリカ野球の歴史まで。それらのすべてが、この一冊を読むと、わかる仕組みになっています。
イチロー、ダルビッシュ、そしてベーブルース・・・。読み終えると、あなたもメジャー・リーグの専門家です。
『おとまりのよる』(赤羽じゅんこ作・おぼまこと絵・鈴木出版こどものくに)
「こどものくに ひまわり版」の6月号です。
ひとりでおばあちゃんの家におとまりしたゆいの不安。夜の空を、かえると冒険する楽しさ・・・。
小さな子どもの心情によりそった一冊です。
皆さま、この9冊、ぜひお読みになってください。
次回は7冊、ご紹介いたします。