今回のデザインコレクションは、「手で考える」デザイン。
手で考えるというコンセプトがおもしろいと思って、写真に撮ってきました。
日頃、台所仕事をしていると、野菜を洗って、それを切って、お鍋にいれてと・・・いつの間にか、そうした知覚を身体が記憶しています。
そうした日常のために、手に馴染むようにデザインされた食器などが展示されています。
なかなかおもしろい企画です。
手に馴染む、そのキーワードは7.5センチ。
7.5センチという寸法は、ワインやビール瓶の直径だそうです。お椀の高さも7.5センチが多く使われているそうです。
一時、文学でも身体論が流行っていましたが、こうした日常の食器などにもそうした論理的考察がなされているようです。