毎年、お正月には息子夫婦一家と、娘夫婦一家がやってきて、恒例のガレット・デ・ロワで、一年の幸運を占います。
ガレット・デ・ロワというのは、フランスのパイ地の焼き菓子です。
息子が10年ほど前、ソルボンヌ大学の客員研究員として、夫婦で2年ほどパリに住んでいたことがあります。
そのときに出会ったお菓子です。
帰国した息子に教わり、それ以来、お正月に家族が集まると毎年の恒例になっています。
今年で、9回目です。
テーブルの下に、子どもがもぐりこみ、順番に名前を指名していきます。
そして、切り分けたパイの中にフェーブが入っていた人が、一年の幸運を約束され、王冠をかぶことができるのです。
日本でも、このガレット・デ・ロワを売っています。
毎年私は、三越の銀座店地下にある「ジョアン」に予約を入れておいて、大晦日に買いにいきます。
ついでに、同じく地下にある「ジョトォ」で小さなデコレーションケーキを買って来て、大晦日がお誕生日の☆ちゃんのお誕生日会も行います。
今年は彼女からのリクエストであるイチゴのタルトのデコレーションケーキ。ロウソクは5本お願いして、プレートにも彼女の名前を入れるようお願いしてありました。
昨晩は、娘夫婦一家がアメリカなので、息子夫婦一家と私たち5人で、お誕生お祝いとガレット・デロワでの占いをしました。
夕べ、テーブルの下にもぐって、名前を指名したのは、大晦日に5歳のお誕生日を迎えた☆ちゃん。
そしてなんと、見事王冠を手にしたのは、息子の奥さんのMさん。
彼女はなんと、昨年に続く二連覇です。
息子と私は、まだ一度も手にしたことがありません(涙)
今年のフェーブは、エッフェル塔とフランスパンでした。
Mさんに、幸あれ!!