20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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干し柿

2015年01月14日 | Weblog

           

 干し柿が好きです。

 子どもの頃、母がよく農家の人に頼んで、干し柿を持ってきてもらって、買っていました。

 その干し柿には、干してあったままの、ビニールの紐のようなものがついていました。

 秩父ではそれを「つるし柿」といいます。

 軒下につるして、渋柿を乾燥させるからだと思います。

「秩父音頭」にもそのフレーズが出て来ます。

 

 お店で干し柿を見つけました。

 つい、足がとまります。

「やわらかい?」

 思わずお店の人に尋ねていました。

 いまどきは固い干し柿や、中国産のものがあるので、つい警戒してしまいます。

「ええ、とてもやわらかくて、おいしいです」

「産地は、どちら?」

「山形です」

「じゃあ、ください」

「おまけしておきますね」

 一袋1000円のビニール袋に、溢れるくらい詰め込んでくれました。

         

 買ってきた干し柿がこれ。↑。

 秩父の「つるし柿」は、もう少し中が半熟です。

 でも、とってもおいしかったです。

コメント (2)
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