20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
毎日更新。児童文学情報・日々の暮らし・超高層からの眺望などニュース満載。

用の美

2015年01月29日 | Weblog

          

          

          

          

          

 日曜日に三越に食料品のお買い物にいったので、ついでに工芸サロンで写真をとろうと6階に上がっていきました。

 その日はなんと、睦月会の日でした。

 毎月のその会のときは、6階の受付を通ると、お土産をくださって、10%OFFのパスポートを下さるのです。そして外商の担当者が・・・云々。

 面倒なので、お買い物をする予定もないし、あわててその場を離れ、工芸サロンに行きました。

 こちらの空間は、いつも心を豊かにしてくれます。

 

 今期の工芸サロンには、バーナード・リーチ、北大路魯山人、河合寛次郎、浜田庄司らの焼き物がずらり・・・。

 バーナード・リーチの壷は(いちばん↑)、なんと216万円もします。

 日常使いの陶芸を目指した「用の美」を追求した民藝運動の陶芸家たちの作品が、時代を経て、こんなお値段に・・・。

 こうなると、「用の美」からは遠く離れた芸術品です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする