20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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芽吹き

2020年02月23日 | Weblog

           

 春の芽吹き。

 もう少しで3月ですもの。

 テレビではコロナコロナ。

 確かに、コロナはすでに、市中感染が始まっています。

 要・警戒です。

 

 クルーズ船の初期対応のまずさ。

 国会に、会見に登場したのは、首相補佐官との“不倫外遊”が追及されている官房審議官。

 彼女は、国立感染症研究所研究員などを務めた内科医で、厚労省では危機管理担当の審議官として感染症の水際対策の責任者をしています。

 文春砲が何度も打たれ、不倫の現場写真が掲載されても、平気な顔で国会で発言。

 今の内閣のまわりは、傲岸不遜。厚顔無恥な人たちばかり。

 それをみて、唖然としました。天下の文春砲も、なんのその。総理に守られていれば、怖いものなどない。

 

 子どもの頃、私は学校で、こう学びました。

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 憲法には、立法権、行政権、司法権の三権がある。
   立法権は法をつくる権力で、それは国会(=立法府)だけに与えられている。
   行政権は法を執行する権力で、それは内閣(=行政府)に属す。
   司法権は法にもとづいて争いを解決する権力で、それは裁判所(=司法府)に属す。
 

「権力の乱用をふせぐためには、権力をひとりの人間やひとつの機関に集中させないことだ」(フランスの思想家・モンテスキュー)という考えから、近代の市民革命後の多くの国家が、三権が、互いに他の権力の乱用をおさえようとする三権分立制を採用した。

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 ところが、その日本の司法制度の崩壊が、寸前まで来ているのです。

 

 今回の、黒川検事長の定年延長については、どう考えても、法律解釈としても疑問です。

 もし、それが、黒川氏を、次期検事総長人事を意図して行われたとしたら、その裏には、IR問題早期終結、広島の河井夫妻の疑惑問題隠しなどが、あると言われています。

 もし、日本人が、そう言うことを、少しでも勉強してくれれば、今の内閣の支持率なんて、20%にも及ばなくなるでしょうに。

 日本人、もっと勉強しましょうよ、と言いたくなる今日この頃です。

コメント
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