20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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八重洲ブックセンター

2020年02月13日 | Weblog

              

 

 三越本店の新館から、とうとう、八重洲ブックセンターが消えました。

 お好み食堂も消えました。あまり入りませんが、ここで以前、政治評論家の「Tスシロー夫妻」に会いました。

 

 代わりに入ったのは、電気屋さん。

 アキバなどとは違い、みんなスーツ・ネクタイでお客さま対応をしています。

 電気釜をちょっとみたら、超高級品ばかり。

 

 三越は、とうとうターゲットを、池袋の事故ではありませんが、上級国民向けに、舵をきったようです。

 うちはお帳場カードを持っていますが、上級国民ではありません。

 ですから、今回の電気売り場変更には、ついていけません。

 

 新館一階にも、履きやすい靴を売っていた靴売り場などがありましたが、すべてひとつひとつ、分化された、ブランドバッグの売り場に変貌。お客さんの姿もほとんどありません。

 若い女性が、ブランドのバッグを買うなら、銀座の路面店に行くでしょうし、わざわざ日本橋に来るとは思えません。

 オリンピック目当てなのか、お店のコンセプトが混迷しているとしか、言いようがありません。

 

 また銀座三越は、大好きだったフロアーが突然、閉鎖。3年後にできたのは、中国人向けのブランド売り場。

 そこで買って、成田空港で受け取れるというのが、売りのようでした。

 ところが、いつもガラガラ。

 今は特に、人っ子一人いません。

 企業というのは、企画を立てる人のセンスで、文化度も下がるし、見る見る間に没落したりしますから、これからを見ていきたいと思います。

 

 高島屋の方が、本館も新館も、まだ、私たちが入り込める空間と、居場所があります。

 本館8階にあったサロンが、東館に移り、一度だけ「どんなものか」と、入りましたが、これまでは、大好きなみかんジュースが紙コップに入ってきたのが、立派なグラスに変わっていた、その違いだけです。

 おまけに、この東館、このサロンと、ポケモンセンターだけのビルですから、非日常と思えば、近づく必要もありません。

コメント
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