20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
毎日更新。児童文学情報・日々の暮らし・超高層からの眺望などニュース満載。

北大路魯山人

2020年02月10日 | Weblog

            

            

 今、三越本店で、北大路魯山人展をやっています。

 彼の、侘び寂び、美意識が好きで、私は京都の、祇園・四条にある、何必館・京都現代美術館まで、見に行きました。

 京都現代美術館は、建物も素晴らしいですが、魯山人の作品コーナーがたっぷりあります。

 

 この椿の器は、現代風にして、多くの陶芸家が、同じような器を作っているのを見かけます。

 でも魯山人の、美意識は、京都現代美術館に行くと、なお、よくわかります。

 

 こうした大きな展覧会より、あの狭い空間と、しつらえた畳の部屋や、穴のあいた天井からこぼれてくる光などと、一緒に眺めていると、時間を忘れます。

 しばし、その空間は、とても贅沢な時間へと移りゆきます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする