上記の「ベートーベン」「アンネ・フランク」(ポプラ社)は発売から、すでに22年が経ちました。
でも、いまだ売れ続けています。
この10年あまり、印税が実売数になり、今でも年に二回(2月と7月)印税が入ってきます。
発売して10年以上は、すごい印税額が、毎年入っていました。
とはいえ、今はもう、さほどではなく、それも実売数。
それでも、ハード本と文庫本、両方が、22年経過した今も、少しでも売れ続けていることを、ありがたいと思っています。
たくさんの子どもたちに、読んでもらっているということですから。
最近、友人のご子息の奥さまが、お子さんにと買ってくださって「お母さま、これ、書いたの、あの加藤さんですか?」と、友人に聞いていらしたとか。
「そうよ!と、とっても誇らしかったわ」と、友人が。
そういう出会いがあるのも、嬉しいことです。
7月に届いた実売数は、「ベートーベン」が900部。
「アンネ・フランク」が750部でした。
2月も同じくらいでした。
本当に、わずかな、部数になってしまいました。
当初は、刷っていただいた部数分、印税が入ってきましたが、10年ほど前からは実売数の印税になりました。
でもその時の実売数は、今と桁が一つ違います。
9000部と7500部。それが年に二回。
毎年です。
私の本の稼ぎ頭でした。
でも、22年経った今でも、毎年、毎年、わずかではあっても、こうして売れ続けているということが、驚きです。