20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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発売から22年

2020年08月07日 | Weblog

                

                

                

                

 上記の「ベートーベン」「アンネ・フランク」(ポプラ社)は発売から、すでに22年が経ちました。

 でも、いまだ売れ続けています。

 

 この10年あまり、印税が実売数になり、今でも年に二回(2月と7月)印税が入ってきます。

 発売して10年以上は、すごい印税額が、毎年入っていました。

 

 とはいえ、今はもう、さほどではなく、それも実売数。

 それでも、ハード本と文庫本、両方が、22年経過した今も、少しでも売れ続けていることを、ありがたいと思っています。

 たくさんの子どもたちに、読んでもらっているということですから。

 

 最近、友人のご子息の奥さまが、お子さんにと買ってくださって「お母さま、これ、書いたの、あの加藤さんですか?」と、友人に聞いていらしたとか。

「そうよ!と、とっても誇らしかったわ」と、友人が。

 そういう出会いがあるのも、嬉しいことです。

 

 7月に届いた実売数は、「ベートーベン」が900部。

「アンネ・フランク」が750部でした。

 2月も同じくらいでした。

 本当に、わずかな、部数になってしまいました。

 

 当初は、刷っていただいた部数分、印税が入ってきましたが、10年ほど前からは実売数の印税になりました。

 でもその時の実売数は、今と桁が一つ違います。

 9000部と7500部。それが年に二回。

 毎年です。

 私の本の稼ぎ頭でした。

 

 でも、22年経った今でも、毎年、毎年、わずかではあっても、こうして売れ続けているということが、驚きです。

コメント (3)
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