20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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茅花流し

2021年06月04日 | Weblog
            

昨日の空。

重たい水を孕んだ雲が浮かんでいます。
そんな昨晩、読書会の、若い友人の悲しいお知らせが届きました。
これまでのご闘病の苦しみから逃れられ、今頃は、雨空のあのあたりから、みんなを見てくれているかもしれません。

今日は涙雨。

私はバスに乗って、お出かけです。

今日の雨のようなことを、俳句の季語では「茅花流し」(つばなながし)というようです。

こうして季語で言われると、鬱陶しい雨も、なんだか、とても風流に感じるから不思議です。
そして、この季語、なぜか、悲しさを、なお誘います。
コメント
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