20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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迎え火

2021年07月14日 | Weblog
             

昨日の日暮れ、迎え火を焚いていたら、空に不思議な雲が・・・。

「あ、あの雲に乗ってくるのかもしれないわね」と、空を指差したら、
「ああ、そうだね」と夫が。

「加藤の両親と一緒に、秩父の両親も呼んでいい?。秩父のお盆は8月だから」と夫に言ったら、
「いいよ。みんなで、久しぶりのおしゃべりで、盛り上がるだろう」と。

息子が生まれて、まだ1歳前。
加藤の両親を車に乗せて、みんなで東京から秩父の夜祭りに行きました。
まだ牛込の親も、秩父の親も50代。

和服姿だった母は、夜祭に行くために秩父の実家を出た瞬間、
「寒い!」と固まりました。
母が笑いながら「秩父は寒いでしょ」と、自分の冬用の暖かいコートを加藤の母に羽織らせてあげました。
泊まった翌日は、秩父神社や、音楽寺に行き・・・。
懐かしい思い出です。
あれから加藤の母は、あの底冷えするような、秩父の夜の寒さに根を上げ、2度と「夜祭りにいきたい」とは言いませんでした。


迎え火の煙を手で引き寄せて、みんなを部屋に迎え入れました。
迎え火が燃え尽きる頃、雲も、消えていました。

部屋では、回転提灯が、美しく、くるくる回っていました。

16日まで、加藤の両親、秩父の両親と、一緒に過ごします(笑)。
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