数年前、雨に煙る、ミネアポリスで見た、ミシシッピ川源流。
ミシシッピ川と聞くだけで、壮大なアメリカ大陸を想います。
だって、アメリカの背骨と言われているくらい太く大きな川で、ここからニューオーリンズの下流へ流れていくのですから。
ミシシッピで思い浮かべるのは「トム・ソーヤの冒険」、続編の「ハックルベリー・フィンの冒険」です。
彼らは、あの大きな川の付近に住んでいました。誰もが、一度は読んだことのある、児童文学のいわば不朽の名作です。
そして下流は、黒人たちのジャズ発祥の地、ニューオーリンズがあります。
チャーリー・パーカーの伝記的生涯を描いた、映画「バード」は、監督がクリント・イーストウッドでした。
貧しさと、ジャズへの渇望、薬、お酒、退廃。
役者が、チャーリー・パーカーそっくりでした。
でもサックスは、チャーリー・パーカーの音・・・?
映画のタイトル、「Bird」は、パーカーの愛称です。
すばらしく、また切ない映画でした。
(マイルス・デイビスと、チャーリー・パーカーが演奏している、ジャズのスタンダードナンバー「チュニジアの夜」)
ミシシッピ川は、人々の、さまざまなアメリカ文化や、想いを作ってきた川です。
・・これって、先日のネット句会で、あれこれ議論になり、触発され・・・。
古い写真を見つけて、引っ張り出してきた、思い出の写真です(笑)。