20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ

2022年12月23日 | Weblog
             


上をクリックしてください。
バッハの、有名なヴァイオリン独奏の楽曲です。
そのYouTubeが流れます。

詩人の長田弘が、詩のなかで「12月には、バッハを聴きます。ベートーベンではなく、バッハを」と書いているものがあります。

もう20年近く、そのフレーズが残っていて、昨日の午後もバッハを聴きました。

今年の2月に急逝した、長いお付き合いの、大切な友人を忍びながら。

昨年の11月までは、お元気だったのに、たったの3ヶ月の闘病であっというまに亡くなってしまいました。

最後にリアルにお会いしたのは、コロナ前に二人で、フォートナム&メイソンで、アールグレーのアイスティを飲んだとき。
あとはコロナ禍で、電話で、いつも通りゲラゲラ笑って。

ご主人は企業人ではありましたが、短歌がご趣味でした。
とてもお上手で、「日経歌壇」「朝日歌壇」などに年中、掲載されていました。
また、皇居の「歌会始」にも選ばれました。それで彼女も、見様見真似で、短歌を作っていました。

亡くなる前の、彼女の短歌。(ご主人からのお手紙に、したためてあった短歌です)

「幸せな人生だった 君と出会い花生け絵を描き子にめぐまれて」

大切な友人が、この2年で、もう二人も亡くなってしまいました。

みんな、みんな、またいつか、会いましょうね。
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