20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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「那須正幹大研究」(ポプラ社)

2022年12月14日 | Weblog
            
            
    
我らが、那須さんが亡くなられて、一年半が経ちます。

大ベストセラー作家でいらっしゃる那須さんは、ご自分の著作権をお亡くなりになった途端、日本児童文学者協会に遺贈してくださいました。

それで、児文協としてもきちんと管理して、那須さんの思いに報いていこうと。
著作権管理委員会を作りました。
上の3人は、その会の中心的メンバーです。

那須さんは、児文協でかつての会長(一般社団法人になって、理事長)をおやりになってくださっていました。

ですから、児文協のことなどとてもよくご存知でいらしたので、亡くなる10年近く前から、ご準備くださっているというお話を伺っておりました。
「カトージュンコ、ペラペラみんなに喋っちゃ、あかんよ。ワシが死んだら、話してもええけえ」と。

内緒の話もよくしました。
ポプラ社繋がりで、お付き合いも長いです。

奥様の美佐子さんとも、何度もお会いしています。
とっても素敵な方です。

6月に、丸の内の東京会館で、ポプラ社が中心になって、児文協からは著作権管理委員が中心で、「偲ぶ会」を行いました。
ご家族も皆さん、山口からいらして、メディアの取材も、さすが、那須さん。
すごい数でした。

この本も執筆者が多いので、編集部の皆さんは、ずいぶんご苦労されたようです。

でも出来上がってよかったです。
月曜日の夕方、我が家にも届きました。

私もこの本に「那須さんへの手紙」を書いています。
書店などで見かけましたら、ぜひ、よろしくお願いいたします。
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