写真は、先日、高島屋に展示してあった、岩谷の伝統家具です。
うちもこうしたアンティークの長持。
食器入れなどがあります。
こういうのを見ると、買い替えたいなと思いますが、夫が、
「今さら、もういいよ」と。
今から、こんなのを買ったとしても、物持ちのいい我が家であっても、楽しむ時間は限られています。
わたしは常に、人生をポジティブに考えてはいます。だからと言って、行く末は限られています。
伝統家具は、この渋さがステキです。
モダン風にしたリビングに、古い日本のアンティーク。
結婚した頃からの憧れでした。
今の暮らし、もう40年も50年もこの形態を謳歌してきたのですから、その先に考えなくてはいけないのは、断捨離です。
「買い足しは、もういい」という夫の言い分もわかります。
どんどん買い足すのは、今を楽しむ、お洋服などだけ。
歯の調子がおかしいときは、歯にはお金を使います。
あとは美味しいものを買うくらい。
リフォームも終えているし、家族が増えてからは、リビングのテーブルも長くて大きいものに換え、9人で座れます。
今の暮らしの形態で満足するのが、身の丈というのかもしれません。