20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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草間弥生

2023年01月22日 | Weblog
            

銀座、松屋の建物全体が、何かに飾られています。

どうやら草間弥生の作品のようです。

94歳とは思えない、精力的な活動で、日本で、世界で、インスタレーションを展開しています。

幼い頃から、統合失調症と自閉スペクトラム症と診断され、生きずらさを抱え、不遇な家庭環境の中、自己表現を発信し続けています。

今はヴィトンとコラボして、原宿が、その展開がすごいらしいですが、私は銀座松屋が、隣にヴィトンがあるので、そこで目の当たりにしました。

真っ赤な髪に、赤い水玉のドレスと、黄色いカボチャ。
彼女の発想はいつもアグレッシブで、独創的です。
何しろ、94歳なんていう、年齢を感じさせません。

ginza6がオープンした時も、スクエアのアート発信は、草間弥生のカボチャでした。        
                       
             
上は、ヴィトンとコラボしたバッグ。
これなら、私も、欲しいかも。
一時、モダンアートの村上隆も、ヴィトンとコラボしています。

村上隆は、六本木の森美術館で行なった、五百羅漢図展(下の写真)では、彼の才能を感じましたが、ヴィトンとのコラボは、笑ってしまいました。
この人が、本当に日本でトップの、モダンアーティスト?と。

            

その点、草間弥生はすごい。
彼女の象徴である、赤い水玉を使いながらも、女性が「かわいい〜」と思えるものを作っている。

94歳とか言っていますが、本当はどこかの国からやってきた、魔女なんじゃないかしら。と思ってしまうくらい、発達障害と戦いながらも、見事に生き抜いています。
コメント
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