20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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おままごとのティセット

2023年11月20日 | Weblog
          

          
デパートは、クリスマス一色です。

写真は、おままごとのティセットです。
私が子どもの頃には、こんな立派で可愛い、ミニチュアのおままごとのティセットはありませんでした。

数年前、孫娘たちのパパが、会社からアメリカのロースクールへの留学が決まり、ロースクールは1年で卒業。もう一年はNYの支社勤務と、家族で、2年間のアメリカ生活をしていました。

帰国後、新しい家が、住めるように整うまで、我が家に家族でいて、孫娘が、そのおままごとセットを出しては、ちっちゃなお茶会をやってくれました。

彼女がアメリカで買ってもらったのは、サンタさんの絵のティセットではありません。
すごく素敵な、きれいな箱に入ったティセットでした。
お花模様のティセットだったように記憶していますが、さて・・・?

高島屋で、ミニチュアのカップや、可愛いものを展示してあるのを見ながら、思わず、その時のことを思い出し、写真に写しました。

私も子どもの頃、おままごとが大好きでした。

今でも、ふと、脳裏に浮かぶのは、祖父が聞いていた愛用のラジオから流れてくる
「カムチャッカは、気温、何度。晴れ」という天気予報。そして、株式市況。

祖父が聞いている、ラジオの音を遠くで聴きながら、西日の差し込む部屋で、小学校の低学年だった私は、一人でおままごと遊びに興じていました。

学校から帰ってくると、画用紙に、好きな、お人形を描いて切り取り、お洋服は着せ替え人形のように、何着も作り・・・。
ちょっとおしゃれな食器を、ソファやお城に見立て・・・。
その中で夢想して、遊ぶ。
そんな、一人遊びが好きでした。

クリスマス用の、ミニチュアティセットを見ていたら、そんな昔のことが頭をよぎりました。
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